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【大分大学×FIG】DXで地域課題解決に挑む「ソーシャルイノベーションワークショップⅡ」が始動

FIG株式会社は、大分大学経済学部総合経済学科 社会イノベーションコースの後期授業「ソーシャルイノベーションワークショップⅡ」に協力し、学生たちがDX(デジタル・トランスフォーメーション)を活用して地域社会の課題解決に挑むプロジェクトを支援しています。
今年度の授業テーマは「DXで挑む!大分の地域課題解決プロジェクト」です。学生たちは少人数のグループに分かれ、地域の課題を調査・分析し、DX技術を活用した解決策を提案する実践型のプロジェクトに取り組んでいます。

フィールドワークと企業連携を通じた実践的学び

授業ではFIG社員が講師として参加し、DXの基礎や活用事例についての講義を実施。また、大分県商工観光労働部経営創造・金融課や大分交通株式会社の協力のもと、大分駅や交通機関での現地調査を通じて、学生が地域課題をより深く理解する機会を提供しました。

参加した学生からは、
「モバイルクリエイトの無線機やGPSなどを実際に大分交通で活用していることを知り、自分たちには何をDX化するのか、どのようなアイデアを提案できるかしっかり考えるいい機会になった。」
「位置情報システムがすごく便利で扉の開閉もわかるシステムはとても工夫されていて凄いと思った。普段当たり前だと思って使っていることも誰かの努力の結果であることを知って感慨深かった。」
といった声も聞かれ、現場を体感する学びの効果を感じられる授業となりました。

「第1回学生ITチャレンジコンテスト」の次なるステップへ

FIGグループでは、2024年3月に「第1回学生ITチャレンジコンテスト」を開催しました。このコンテストは、大分というフィールドを舞台に、様々な大学の学生たちが集まり、社会課題をITで解決するアイデアを競う場として実施され、大変ご好評をいただきました。

☆第1回学生ITチャレンジコンテストの様子はこちら☆

今回の授業では、このコンテストを持続可能な取り組みとするため、学生たちが企業戦略やマーケティングの視点を持ちながらコンテストの企画を立案する課題にも挑戦しています。学生たちは、地域課題を解決するDXアイデアを考えると同時に、それらのアイデアを広く集める仕組みを検討し、次のコンテストの実現に向けた新たな可能性を模索しています。

今後の取り組み

FIGグループは、地域が抱える課題をDX技術で支援し、地域社会の発展に貢献することを目指しています。
今回の連携授業を通じて、大分大学の学生たちが地域の現状をより深く理解し、未来を切り拓く創造的な発想を育むきっかけとなれば幸いです。

これからもFIGは、地域社会や大学との連携を通じて、未来を担う若い世代が社会課題の解決に貢献できる人材へと成長できるよう、積極的に支援を続けてまいります。