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9月1日「防災の日」
コラム
防災分野での活用が拡大するグループ製品
9月1日は「防災の日」です。また、災害が多い時期でもあることから9月は「防災月間」とされています。
今回は、防災・災害現場で活用されているグループ会社の製品・サービスをご紹介します。
モバイルクリエイト IP無線システム「iMESH」シリーズ
モバイルクリエイト株式会社のIP無線システム「iMESH」シリーズは、携帯インフラを活用したIP無線です。ハンディタイプ、車載タイプ、スマホアプリで展開をしており、メイン市場はバスやタクシー、物流などの交通分野です。
昨今、防災分野への活用も拡大しており、2023年6月末時点の累計導入台数は、全国29都道府県の自治体に対し約5,000台となっています。2021年から急速に導入台数を伸ばし、2023年6月末時点の累計導入台数は2021年期初から倍増しています。
iMESHサイトでは自治体への導入事例をご紹介しております。ぜひご覧ください。
iMESH 事例紹介(https://mobacre.jp/casestudy)
ciRobotics 物資運搬ドローン
2023年6月30日からの大雨により、大分県由布市では大規模な地滑りが起こるとともに孤立世帯が発生。ciRobotics株式会社がドローンの機体提供を行い、雨で防災ヘリが出動できない中、孤立世帯への救援物資配送に使用されました。
使用されたドローン(ciDrone TR-22)は、最大積載可能重量20.0kg、電動ウィンチシステムを用い、着陸することなく運搬するコンテナを地面におろすことが可能です。また、コンテナが地面に着いたら自然と開く自動開放フックを採用しているため、コンテナを受け取る人が飛行するドローンの下で作業をする必要がありません。
湯布院での物資配送では、約5.0㎏の救援物資をコンテナに積み、飛行ルート約120mを4分で配送完了しました。(孤立地域まで消防本部は約2時間かかる)
大分県内での実災害でのドローンによる救援物資配送は初めての事例であり、大分県内の事業者のみで救援物資配送を行ったり発災直後に対応した事例は全国初(※大分県調べ)となります。
※本件に関するニュースリリースはこちら
物資運搬ドローン ciDrone TR-22
製品詳細はこちらから
製品紹介動画はこちらから
FIGグループ会社
モバイルクリエイト株式会社(http://www.mcinc.jp/)
住所:大分県大分市東大道二丁目5番60号
事業内容:携帯通信のインフラを活用した移動体通信網(MVNO事業)及びGPSを活用した移動体管理システムの開発・販売・運用・保守
ciRobotics株式会社(https://www.cirobotics.jp/)
住所:
本社(管理部) 大分県大分市東大道二丁目5番60号
賀来事業所(営業部・技術部) 大分県大分市賀来北二丁目20番8号
事業内容:
無人飛行機またはロボッ卜制御システムの研究開発、製造、施工、保守管理、販売及び輸出入